地方国立医大生の特徴と懐事情

医学部くるくらいだからお金持ちで都内で医学部専門の予備校に通ってた人が多いんじゃないか(特に私学!)と想像される方も多いのではないかと思いますが、国立に限っては実際にそんな人は少数派です。 いても一桁くらいなように思います。 

都内出身者の内訳は、4.5人首都圏河合塾(麹町はいなかった)や二人宅浪(一浪)、五人学校の授業のみという具合です。 もちろん医学部専門予備校とか通っている人たちが地方の国立大学に来ないだけかもしれませんが。 地方から来る人が多く、大学所在地の県出身者は入学者の3割くらいだと思います。 しかし、福島以北の入学者はいませんでした。 倍率が倍率ですので出身地はほんとバラバラで知り合っていくのが本当楽しいです。 

 しかし、気になったのが、同じ医学科内に兄弟姉妹が多いということ。 不思議でした。 上の兄弟が目指してるから私も!というのは分かるのですが、受かるんだ、と。 弟妹の方々と受験の時の話をすると、みんな受験は辛いものだと知っていたけど、意外と簡単に受かった!?てきなことを言います。 もちろん大変努力したんでしょうけど。 たぶん、上の兄弟の学校だけの生活だけではなく、苦しんだり、猛烈に勉強している家での生活を目の当たりにするからなんでしょうね。 受かる程頑張った兄弟を持つ下の子は、危機感が持てる分、しっかりと向き合えるのかもしれません。

 

 

 懐事情ですが、まあ医者のご子息は懐はほっかほかです。 一般家庭の人もいます。 国立は親の収入帯は比較的散在していて、とても居心地はいいかもしれん。 3万の車を買い、安い保険かけて乗ってる人もいますし、月100万使わないと親に怒られる人もいます。 そんな人たちがふつーに一緒に飲みに行ったりします。 面白いですよ。 お金持ってるからといって、決してひけらかしたりはしません。 ただ、医学部生の特徴としてアクティブ、行動力が半端ないので、それと相まって、長期休暇ごとに海外へ放浪という人もちらほら、休みごとに飛行機でライブ、コンサート、温泉、etcという人も多いです。 

 また、医学部の特徴として、どの大学も運動部が活発なようです。 私の大学も運動部に入っている人がほとんどです。 共通して、みんなプライドをかけて真剣に自分を成長させようとしている気概があります。