受験のときの手記

GWに帰省しました。 実家の荷物を整理中、受験の時の日記が出てきたので、恥ずかしいですけど、読んで励みにしていただければと思います。 皆さん通る道ですから、自分と少し被ったら、今の苦労なんか大したことないよね、とかポジティブに考えてくれたらと思います。 




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壊れそうで
壊れる いま一歩手前
もっと幸せな人生が
あったのか

人生がいくつもの選択肢に
思えて 仕方がない
儚きかな 人生

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痛々しいですねw 辛い自分に酔っているわけではなくて、ほんと辛かったんですw
今度は、大作です。 


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いろんなことができた。 できたはずだった。
現役で合格していれば。 現役で進学していれば。
人生でたった一つの、19歳という一年は、
もっと華やかで、生き生きとした春の新芽のようで、
清清しくて、艶美で、多くの好色を求めて、
恐れを知らない冒険家のような12か月だったであろう。

高校一年二年、、、三年も、
もっと苦労を食らうべきだった。
ただ逃避した。 後で補いきれないほど、僕は逃避した。
逃げて逃げて、行き止まりになって、
立ち止まり、振り向いて、戦っていたつもりでいたが、
それすらも逃げる手段に他ならなかった。
そんな人生に行きついてしまった。
僕は、四年間も
桜ならば咲き誇ることのできる、たった2、3週間の、
そんな4年間を、
僕は意味もなく捨てた。

そして今、捨てた四年間とその後の人生ですべきだった事々を
この一年間でしようとしている。

無意味に過ごして、そして振出しに戻った。
ただそれだけだった。

もし、現役で、思い通りに進んでいたら、
どんなに、、、どんな人生であっただろう。
おそらく、合コンで毎日を送っただろう。
夜の街に繰り出し、ナンパをしまくったであろう。
いや、確実にそうする。
一夜だけというのは世間では心苦しいものであろうが、
私は、思い煩うことなく楽しんだだろう。
そして時たま、自分を嫌うのだ。
一年に二三度。
そして次に進むか、今のように自分をひどく後悔するのだ。

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途中から性欲の権化みたいになっていて、自分で引きましたw
結局それかいwみたいな。
まあ、受かったからかもしれませんが、こんな人生で良かったとは今は思っていますよ、勿論。
最後はこの後すぐ亡くなったお祖父ちゃんを見舞に行った日のものです。


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じいちゃんの誕生日
凄く嬉しそうだった
ケーキを出すと チューブだらけの手を叩いて
すごく喜んでいた
おじいちゃんは一口だけ食べて 
残りは僕たちが食ろと言った
それを見て、幸せそうにずっと笑っていた

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たぶんこのときから本気で受験に取り組んだのではないかと思いました。
当時、親以外には医学部を目指していることは公言していませんでした。
案の定、見舞に来ていた親戚に、「今何してるの?」としつこく聞かれていたとき、
ベットから祖父が、
「いいんだよ!そうちゃんが頑張っているんだから、いいんだよ!」
と、無理して大きな声で言ったのを今でもはっきり覚えています。

あなたの知らないところで、応援してくれる人、きっとしてくれる人はいますよね。
受験に限らす、小学校の先生でも誰でも、あなたの人生を本気で応援してくれた人がいます。


挫けないでください。

困難に打ち勝つ機会が今、あなたに与えられてますよ。